目次
店名の由来
harshaにまつわるおはなし
ときは7世紀のヴァルダナ朝インド。ハルシャ王に出迎えられた玄奘は、唐からの僧侶学識は並ぶ者なし、三蔵法師と称されたそうな。
玄奘は、当時インド最大の学者であったシーラーパドラ(戒賢)に歓迎され 5年の歳月を僧院で修学、ハルシャ王にも進講(貴人に対して講義する意)した。 ハルシャ王は5年に一度、聖俗貴賤を問わない布施の行事「無遮大会」を催したとされる
harsha(=ハルシャ)はインド・サンスクリット語でハッピーを意味します。ヨギーである店主のイメージから友人に命名してもらいました(harshaにまつわるおはなしは、店名にしたのちに知ったことです)。
名付け親の友人は、インドネシアの、Mas Ashdaq(写真左)とMbak Gandies(右)の二人。学生時代に休学をしたときの縁で2018.9~2019.9の、1年間インドネシア中部ジャワ島Pekalonganでマングローブ保全ボランティア活動で知り合った仲間です。

2024年6月には彼らと一緒にプライベートで珈琲農園を訪れ、コーヒーを深める旅となりました。そんな旅をを現地から共に知れたらとおもい、2025年12月決行、珈琲農園ツアーを計画中です。
ロゴ
店の顔であるロゴのデザインはYUKIさん。「地球と人々にハッピーである珈琲屋」というコンセプトを表現しています。カップから伸びる植物はコーヒーの木で、カップをもつ人は、最近、わたしに似ていると言われることもしばしばありますが(わたしが似てきたのだろうか…)、地球をイメージしています。

はじまりの始まり
2023年9月1日にオープンしたHARSHA COFFEEは、手網焙煎、テラス席とテイクアウトというスタイルでとても小さくはじまりました。2024年12月1日、元どぶろく製造所にリニューアルオープン。リニューアルオープンまでの足跡を記します。
テナント整備
しばらく空いていたテナントは近永駅前にある、心と体に安心の食をSamcoupeさんの一号店。Samcoupe店主さんや有志メンバーと共に掃除や桜の木の剪定などをしました。

ウッドデッキレスキュー
次に雨などで腐って使い物にならなくなったウッドデッキの一部がまだ使えそうだったのでレスキュー。大工さん協力のもと、ベンチとテーブルに生まれ変わりました。


ウッドデッキ跡
ウッドデッキ跡が野ざらしになっていたので、砂利を敷き詰めました。砂利は、珈琲1杯無料券のリターン付きで寄付を募り、資金としました。



プレオープン・単発イベント開催
四万十川支流の広見川で毎年8月に行われる「川上り駅伝」があります。川の中をチームで走り速さを競う大会。店の前がまさにそのルートになっており、当日のお立ち寄りスポットとするイベントRiverside Cafeを開催しました。とうとうテナントが蘇り、HARSHA COFFEEは2023年9月にオープンを迎えたのです。

リニューアルへ元どぶろく製造所の改装
2024年10月より、店内飲食を実現すべく、すぐ隣にあった元どぶろく製造所の内装工事をスタート。その間に、県や町の補助金、クラウドファンディング、借入、貯金という4本の資金の柱をたてて、リニューアルオープンを実現しました。


クラウドファンディングで資金を募り、162名129万3000円(手渡し含む)を集めました。クラウドファンディングにご支援いただき誠にありがとうございました。クラウドファンディングページはこちらからご覧いただけます。

FUJI ROYAL R101 焙煎機の導入
手網焙煎から本格的な焙煎をスタートしました。



リニューアルオープン
2024年12月1日、リニューアルオープンを迎えました。カウンター5席、テーブル席4席と2席、小上がり3席の計14席、おだやかな空間が広がっています。
